ずっと座っていると腰が痛い人へ「おすすめの体操方法を伝授」
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現代の働き方により、長時間座って作業をすることが一般的になりました。
しかし、「長時間座ると腰が痛い!」といったような、様々な健康リスクが伴います。
今回は、漫画家の冨樫先生やTwitterで話題のストレッチの方法などを通じて、腰痛の予防や改善方法についてお話しました。
長時間の座り作業の腰への影響
漫画家の富樫先生はあらゆる動作が常人の3~5倍の時間がかかるそうです。
現在は背中にクッションを当てて仰向けに寝転ぶような体勢で漫画を書いてるらしいのですが、これはどういった部分が悪いのですか?
難しい質問ですね(笑)
長時間同じ姿勢を続けることは、基本的に身体にとって良くない状態です。特に座っている時間が長いと、筋力が落ち、腰や骨盤、股関節などが弱くなる傾向があります。
対策は”動くこと”
腰痛の予防や改善をするのにオススメの方法は、一日に連続して約20~30分歩くこと、そして仕事中などは一定の時間ごとに姿勢を変える(立つ、横になるなど)ことが重要となります。
また、長時間座っている人は特に、日常的に歩くことが効果的です。
医療機関でのチェックも必要
ただし、筋力が弱っている場合や骨に異常がある場合は、適切な医療機関での検査と治療が必要です。自己判断で運動やストレッチを行う前に、専門家の意見を求めることが重要です。
腰痛にストレッチは効果的?
Twitterでストレッチで腰痛を改善したという人の体験談を読みました。
このストレッチについて専門家としてどう思いますか?
この方にとってはこのやり方が合っていたというだけで、みんながこのストレッチで治る可能性は少ないかと思います
人による対策の違い
ストレッチや筋トレも有効な対策とされますが、それが全ての人に合うわけではありません。人により適した対策は異なるため、一概に全員が同じ運動をすれば良いとは限りません。
患者様の中にはYoutubeを見て筋トレをしたり、ストレッチをしたり、寝具を変えてみたりなど自主的に対策をされている人もいますが、根本改善のためには生活の中で腰への負担がかかっている生活習慣を見つけ出し効果的な方法を選択することが重要です。
腰痛改善のためのトレーニング
腰痛改善には、筋肉を縮めるトレーニングが効果的です。特に、足上げ運動は、骨盤の安定に寄与し、腰痛の改善に効果があります。ストレッチよりも、当院がオススメするこの足上げ運動によって、腰痛の予防と改善が期待できます。
長時間座る仕事をしている方は、適切な運動と姿勢の変化を意識して、健康を維持する工夫をしてみてください。