【兵庫県伊丹市】吉田接骨院 | 整骨院・整体・鍼灸 JR伊丹駅3分・阪急伊丹駅6分 駐車場4台有り

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痛いときは冷湿布?温湿布?

公開日: 更新日:
冷湿布と温湿布はどっちがいい、伊丹市、接骨院

院長からの回答

ひとくちに痛いといってもいろいろな痛みがあります。

この項では、湿布を有効に利用するという意味で二つに分けて解説します。

重要!

最も有効な冷湿布の使い方を紹介しますがその前に 痛みのメカニズム を少しだけ理解して頂くほうがより納得して的確な使い方が出来ますので、ぜひ読んで下さい

①痛みが現れるときには、必ず前兆がある

例えば、寝違いをしたとします。朝起きた時、すでに痛かったという人はあまりいないでしょう。

それよりしばらくして徐々に痛くなってくる人の方が、圧倒的に多いと思います。 なぜでしょうか?

前項のQ&Aでも説明しましたが、疲労が蓄積した筋肉というのは、些細な刺激で傷つきます。でも傷ついた筋肉は小さい為に、直接知覚神経を刺激しないので痛みは感じません。違和感程度です。でも傷ついた筋肉は信号として脳に伝わります。

そして脳はその信号を認知すると、防禦反応を起こす指令を筋肉に下します。

その信号を受け取った筋肉は収縮します。そしてまた収縮した信号を脳に伝える。又、認知した脳はさらに収縮防禦指令を下すというようなサイクルが出来上がっていきます。

今述べたのは一部の痛みの伝達経路ですが、これ以外にも他に色々な痛み伝達経路(内分泌ホルモンや自律神経系にも伝達されて痛みがさらに修飾されて増幅する。)が時間経過と共に複雑に連動して、一つの痛みの悪循環 というものが出来上がっていきます。

ですから痛みが徐々に強くなってくるというのはこのようなメカニズムがあるからです。

②前兆が始まり、痛みが現れるまでの時間が冷湿布を貼るタイミングです

痛みが現れるまでの時間にはバラツキがあり、「変だな・・・」と思ってから痛みが現れるまでには数十分~数時間位です。平均1~3時間が多いようです。

その間が冷湿布薬を貼るタイミングですので、痛みが充分出てからでは遅いということになります。

このタイミングは 1分でも早いほうが良く 、痛みの悪循環に歯止めをかけることになり、痛みをストップする効果は非常に高いものです。

仮に慢性的な症状(重い・だるい)が以前からあったとしても、急性の痛みは当然現れますのでこの方法を試して頂きたいと思います。

もしこの方法でも痛みが出現する時は自分自身では手に負えない症状にまで進行している可能性が高いと思われますので速やかに受診されることをお勧めします。

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