画像診断検査で異常がないのに痛い「触診でしか解決できない」
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レントゲン写真やMRI・CT検査の画像に写る情報だけで痛みの原因は判断できません。
痛みの原因となる大きな要因は以下の2つがあり、重要なカギを握っています。
- 関節のたわみ
- 筋肉の柔軟性
上記2つの要因を画像付きで解説していきます
関節のたわみ・筋肉の柔軟性について
関節のたわみや筋肉の柔軟性の正常・異常について解説します。
関節のたわみ
上記の画像のように正常な関節は「たわみがある」、一方で異常な関節は「たわみがない」です。
なぜ異常な部分はたわみがなくなり固定化するのか?それは次に説明する筋肉の柔軟性が失われるからです。
筋肉の柔軟性
上記画像のように、正常な筋肉は「ゴムのように伸縮性がある」、一方で異常な筋肉はつっかえ棒のように「硬くなり伸縮性がない」です。
触診でのみ検査できる
関節のたわみ・筋肉の柔軟性を検査する方法は唯一 「触診」だけです。
※ 触診(しょくしん)とは
触診は、医療や診断の一環として行われる身体検査の一つです。手を使って患者の身体を触れることで、病状や身体の状態を評価しようとする方法です。
この触診技術は永年の経験によるトレーニングが要求されます。私は手技による治療を重要視しているため、このわずかな患部の異常を指先の感覚で触診し適確な治療が出来るわけです。
当院が触診で気を付けている事
私は力仕事や鉄のような表面の硬いもの、ざらついた物を触ると翌日の触診ができません。
指先のわずかな感覚がつかめなくなってしまうのでそういうことは一切しないことにしています。