シャワーだけでは自律神経が乱れ不定愁訴の原因に「整えるなら入浴が大切」
公開日: | 更新日: |
---|
”冷え”が起きると自律神経が乱れて、不定愁訴(身体的な体調不良)を引き起こすことがあります。
肩こりや腰痛に繋がることもあるので、お風呂ではシャワーで済ますということをせず必ずお風呂に入ってよく温まりましょう。
但し高血圧、心臓病の方は半身浴を心がけて下さい。
シャワーだけでは”冷え”が起こりやすい
一年を通じてお湯に入って温まることは大切ですが、特に5月~9月は湿度が高くなる為に”冷え“という現象がより多く体に現れてきます。この”冷え“が起こることにより自律神経のバランスがくずれます。
体の冷えとは、一般的に体温が低下し、血液循環が悪化することによって、身体の表面や手足などが冷たくなる状態を指します。一般的に、体温が低下すると、血管が収縮し、血液の循環が悪化します。これにより、身体の末端部分である手足や指先などが冷たくなり、冷え性の症状が現れることがあります。
自律神経が崩れると不定愁訴を引き起こす
“冷え“がおこると、不定愁訴(ふていしゅうそ)を引き起こします原因となります。
不定愁訴(ふていしゅうそ)とは、身体的な病気が見つからず、慢性的な不安や疲れ、イライラ、集中力の低下など、精神的な症状が続く状態を指します。不定愁訴は、ストレスや心理的な問題が原因で起こることが多く、適切なケアや治療が必要とされます。
具体的には例えば、
- 頭痛
- 肩こり
- 腰痛
- 体のだるさ
- 吐き気
- めまい
その他いろいろな原因不明の症状を引き起こしてきます。
それも、すぐに症状は現れずに、数ヶ月遅れて出現することが多い為、気がつかないことが多いのです。
お風呂でしっかり体を温めましょう
日本人は欧米人に比べ熱エネルギーへの変換率が低いですし、湿度の高い日本の気候、風土を考えるとやはりお風呂で温まる方が良いと思います。
昔から入浴することが伝統的に受け継がれてきたことには、生活経験上の必要性があってのことだと考えます。
特に”冷え”に弱い女性にはシャワーだけで済ませてほしくないと思います。