座り仕事でおしりや足・腰が痛いときの治療法!患者さんの改善事例
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デスクワークが増加傾向にある近年、座っているだけで身体が痛くなる方は多いと思います。
当院ではまずは患者さんの話を実際に聞いたうえで、身体も診させてもらいます。
悪くなっている部位はどこなのか、普段の生活習慣や運動習慣、座り方や1日の中での座っている総時間・連続した時間などをお聞きして総合的に判断していきます。
2023年春頃に短時間座っているだけでも腰や足が痛む患者さんが来院されました。
デスクワークなのに1時間も座っていることができず
非常に辛い状態でした。
時系列は以下になります。
他院での治療時
飲み薬(痛み止め等)や湿布で治療を行うが症状が良くならない状態が続く
当院での初診時
・10分~15分も座っていられない
・出社ができない
・歩くだけでも痛む
・自転車乗れない
・起きている状態がつらい為、寝たり立ったりを繰り返す
ほぼ毎日の通院で体操や鍼灸治療を行う。
1か月半後
・連続して20分~30分程度、座れるようになる
・午前中のみ出社し、午後は自宅に戻って在宅勤務
2か月目
・連続して1時間以上、楽に座れるようになる
・通常通り1日出社できるようにまで改善
3か月目
日常生活にほとんど支障はないが、たまにお尻の鈍痛があるため継続して週に2回程度治療を行っている
治療を行っていくうちに徐々に症状が落ち着いていき、3か月程で日常生活にほとんど支障がないほどまで改善
(2023年6月30日更新)
この記事では実際に通院されている患者さんのケースを紹介していきます。
目次
以前の患者さんの状態「10分~15分も座ってられない」
当院に来院される前には別の病院に通われており、「腰のヘルニア」と診断されています。
以前の患者さんの症状や他院での治療方法について紹介していきます。
患者さんの症状
主な症状は以下になります。
- お尻を含めた左脚全体、ももの裏、ふくらはぎの裏の締め付けられるような痛みや痺れなど
- 靴下を履く、物を拾うなどの前かがみの姿勢や動作は強い痛みを伴う
- 連続して10分~15分も座っていられない状態
デスクワーカーとしては致命的なレベルで連続して座っていられない状態です。
他院での治療方法
主な治療方法は以下になります。
- 飲み薬(痛み止め等)
- 湿布
薬や湿布で治療を行いますが一向に症状が良くならないため、当院に来院されました。
早く治さないと仕事もまともにできないですし、家族の紹介もあったため吉田接骨院に通院することにしました。
吉田接骨院に通院後「1日中楽に座っていられるまでに改善」
以前通われていた病院では症状が改善されませんでしたが、当院に通われてからは快方に向かっています。
当院での通院回数・頻度、治療方法について紹介しいていきます。
当院での通院回数や頻度
今回の患者さんの通院回数と頻度をまとめると以下になります。
- 症状が落ち着くまではほぼ毎日の通院
- 症状が落ち着いていてからは週に2回のペース
- 今後さらに改善していけば週に1回のペース
- 根本改善が出来て完治すれば卒業
患者様さんの症状は相当悪かったので落ち着くまでに3か月ぐらいはかかりました。
治療を行ってから最初の方は症状が日によって良い日もあれば悪い日もあります。今日は症状が良いからといって通院をさぼるとまたぶり返してしまうので、通院可能な日は出来るだけ来てもらった方がいいです。
こちらの患者さんに関しては当初はほぼ毎日通院され、症状が良くなりだしてからは週に2回のペースで通院されています。まだ完治はしていないので週に2回、悪い部位の鍼治療などを行っています。
吉田院長の指示通り、初診時から落ち着くまではほぼ毎日通院した甲斐があり、みるみるうちに症状が良くなっていきました。
今後も経過を見ながら症状がさらに良くなれば1週間に1回の受診に減らし、最終的には卒業という形を目標としています。
当院での治療方法
主な治療方法は以下になります。
- 歩くだけでも痛みがでる状態だったのでまずは体操での筋力強化、鍼灸治療を行う
- 症状が良くなってからもデスクワークの際は1時間に一度は立った姿勢に変えるように指示
診断してみるとお尻の筋肉や骨盤の筋肉が非常に弱くなっていました。
やはり飲み薬や湿布だけでは筋肉自体を強化することはできないので、運動療法や鍼灸治療が必要だと判断しました。
本来なら優先的に筋肉を強化するためのウォーキング指導をしたかったのですが、歩くだけでも痛みが伴うひどい状態でしたので、まずは体操の指導や鍼とか灸などの治療を行いました。
徐々に症状が良くなりストレスなく歩行もできるようになりましたし、1日中楽に座り続けることも可能になりました。
ただし座り続けることが原因で痺れや痛みが出てきていたので、1時間に一回は立って姿勢を変えるように指導しています。患者さん自身も素直に実行してくれているので、1時間程度の座りっぱなしであれば全く痛くないとのことです。
こちらの患者さんに関して進展があれば随時更新していきます。
少しでも痛みや違和感があれば早期治療をおすすめします
薬や湿布は場合によっては有効的な治療方法ですが、根本的な改善を目指されるなら生活習慣の見直しや運動療法が必要になる場合が多いと感じます。
また症状は重症化してからだと改善までに時間を要します。ちょっとした痛みや違和感がある際は放置せずに早めに通院された方が時間をかけずに完治しやすいですし、重症化のリスクも減らせます。
少しでも身体に違和感がある方は早期受診をおすすめします。お気軽にご来院くださいませ。
全編動画でも公開中
デスクワークによる症状について動画でも解説しているのでご覧ください。